育児と仕事両立の鍵はキャリアの再確認にある!

子どもを授かるタイミングは誰にもわかりません。突然の妊娠によって、慌てて仕事を調整したり体調を崩したり、いくら前もって準備していても全く予期せぬことが起こるものです。待機児童の問題もあるので、以前のように仕事に復帰できるのか不安な母親がほとんどでしょう。

それまでバリバリ働いていた人ほど、育児との両立に悩んでいます。どちらも手を抜きたくないと頑張りすぎて疲弊しているようです。そんな方は、少し肩の力を抜きましょう。その際大事なことは、妊娠以前の状況を維持しながら育児をしようと考えないことです。中には妊娠や出産前の状態を維持できている人もいるかもしれませんが、それは両親と同居していたりして手を貸してくれる人がいる場合がほとんどです。しかし、核家族の場合はどうしても母親中心の育児になってしまいます。したがって、育児と仕事を両膣するためにはこれまでのキャリアを再確認しましょう。

まずは、思い切って自分のキャリアを解体してみます。どんどん壊して、自分ができることの裾野を広げるイメージを持ちましょう。すると、自分が仕事に対して大事している譲れない部分が見えてきます。その譲れないものを核として、将来の自分のキャリアをもう一度組み立てます。そうすれば自分が新しいステージに立ち、子どもや家族の存在を力に前向きに進み始めているイメージを持ちやすくなるでしょう。大変なことに変わりありませんが、前向きな姿を見せればパートナーもきっと応援してくれることでしょう。

しかし、気をつけたいのは自分のパートナーに過剰な期待をしないことです。育児は夫婦共同で行うものだと期待しすぎず、一家の長としてどっしり構えてくれていれれば良しとするくらい大らかでいましょう。本当に家族を愛しているパートナーなら、彼なりの方法でサポートしてくれるはずです。